【バイクの免許】なぜ125cc以下なのか

どうも。こなゆきです。

現在でも250cc以下のバイクが維持費の面で超格安なことから、車体価格が下がらない超人気排気量となっています。

柴犬

ほんなら税金が一番安い50ccでええやん。燃費もええし。

こなゆき

そうでもないのよ。50ccは確かに税金最安値で燃費も恐ろしくいいけれど、交通法規上抗えない事情があるのよ。免許を取得してでも50cc以上をオススメするわ。

125cc以下は原付と呼ばれていますが、その中でも50cc以下は原付一種、125cc以下は原付二種という区分で分けられており、原付二種は原付免許では運転することができず、小型自動二輪以上の免許が必要になります。

パッと行ってパッと取れる原付免許よりも、自動車教習所に通って小型自動二輪を取得してでも原付二種を選ぶメリットとデメリットについて載せたいと思います。

Contents

125cc以下のメリット

任意保険はファミリーバイク特約で賄える!

125cc以下のメリットは何と言っても任意保険料が安いことが挙げられます。

125cc以上のバイクは、バイク保険という単体の保険契約を締結しなければなりませんが、125cc以下の場合、ファミリーバイク特約という自家用車のオプションを選択できます。自家用車を所有しているという前提ですが、このファミリーバイク特約には驚きの性能があります。

ファイミリーバイク特約の驚くべき性能

ファミリーバイク特約は、自家用車の自動車保険にオプションで付属できる保険ですが、驚くべき保証内容になっています。

それは、被保険者とその家族の誰であっても免許所持者であれば保険内容が適用されるという適用範囲です。

その「家族」の適用範囲が思いの外広く、配偶者はもちろん、被保険者の同居中の父母、別居中の未婚の子も含まれます。別居中の未婚の子というのは、一人暮らし中の子ども、つまり大学や専門学校、就職先が遠方であるためにひとり暮らししている子どもにも適用されるのです。

また、自動車保険には「被保険者と配偶者」や「35歳以上」などの条件をつけることにより、保険料を抑えることができますが、ファミリーバイク特約は、その条件に関係なく「家族」全員に適用されます。

例えば!

貴方が親と別居中のお子さんであった場合のファミリーバイク特約

親が自家用車を持っていて、バイクの名義を保険契約者にすれば、貴方が125cc以下のバイクを運転する分にはファミリーバイク特約が適用されます。

税金がちょっと安い

微々たるものですが、年間の税金が2,400円程度で安いです。50cc以下の原付二種は2,000円ですがその差額は400円で、面倒な制約が外れます。

車検がない

排気量が249cc以下のバイクには車検がありません。排気量が250ccを超える場合、2年に1回車検費用や税金、自賠責保険料を合わせた4万〜6万円がそのまま浮きます。

燃費が魅力的!

大型バイクと比べて、燃費が大きく違います。こなゆきのクロスカブでも70km/リットル近く走ります。

なぜ50cc以下はオススメしないの?

単純な理由ですが、原付二種では以下の制約がついています。

制限速度30km/h以下

原付二種は制限速度30km/hという制限がついています。そんな制限がついていますが、アクセルを開ければ、50km/h以上は軽く出ます。

車の流れに乗ろうと思うと、そのくらいの速度で走ることになりますが、制限速度は30km/hです。国道を走るには少々心許ないというか、結構ギリギリで抜いていく車も多く、ぶっちゃけ怖いです。

ナンバーが白で車体も小さく判別がつきやすいからなのか、簡単に警察に捕まります。

近所の16号線でも何日かに1回は原付が捕まっているのを見かけます。

15~19キロオーバーで1点12,000円、〜24キロオーバーで2点15,000円、〜29キロで3点18,000円で決して安い金額ではありませんし、万が一スピードオーバーで事故が起こった場合、過失割合が加算されます。

二段階右折

原付二種には二段階右折をしなければならない制限があります。二段階右折禁止の場合や、信号がない交差点以外では、通常右折レーンを走行して右折することができません。

二段階右折禁止の標識
左車線しか走れません

原付二種は、片側二車線がある道路でも、障害物がある場合や特別な指示がある場合を除き、第一通行帯(左のレーン)しか走ってはいけません。左折専用レーンがある場合は、直進レーンの一番左のレーンを走行しなければなりません。

二人乗り禁止

原付二種は如何なる場合でも2人乗りは禁止です。乗るスペースが有るのではなく、その場所はキャリアなどを乗せるスペースです。

原付禁止標識内では原付二種のみ通行不可

原付禁止標識の適用範囲内では、原付二種のみ通行禁止となっており、小型自動二輪に分類される原付一種は通行可能となっております。

原付・軽車両通行禁止の標識

同じ原付でも一種と二種では制限という面で大きく違います。

原付のデメリット

原付二種も一種も高速道路や自動車専用道路や地域高規格道路の一部などには乗れません。地域高規格道路の一部というのは神奈川県でいうと保土ヶ谷バイパスなどが該当します。

また、125ccに限った話ではありませんが、二輪車全般の通行を禁止されている区間もあります。万が一間違って侵入した場合、通行禁止違反として2点反則金が発生します。

二輪車通行禁止

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